ありがとう、橋本真也……やすらかに [ ┗ とっても残念……]
今日(7月11日)は、プロレスについて書きます。
プロレスは、これまでのblogでは、あまり触れてきませんでした。
なぜなら、プロレス観は必ず個人の好き嫌いの問題になり、素直に書くと決まってドロ試合になってしまうから。
だけど、今日だけは好き勝手に書くことをお許しください。
それから、今日の記事は私の記憶だけを頼りに書きます。
間違えた記述があるかもしれませんが、これもお許しください。
まさか、こんな記事を書く日がこようとは……。
プロレスラー・橋本真也が亡くなりました。
まだ40歳という若さでした。
橋本真也といえば、武藤敬司(現全日本プロレス)、蝶野正洋とともに、新日本プロレスで 『闘魂三銃士』 として一時代を築いたレスラーでした。
残念ながら、私はデビュー戦を見る機会がありませんでした。
橋本を意識し始めたのは、ヤングライオン杯の決勝。
当時ストロングスタイルの象徴であった黒いショートタイツで(いまでは考えられないけど……)、蝶野にしてやられましたね。
だけど、当時から不器用で熱くて真剣なファイトスタイルは、私をワクワクさせてくれました。
猪木の闘魂伝承の宿命に押しつぶされそうになったこともありましたね。
連戦連敗だった異種格闘技戦。
その最中、突然行方不明になったりもしました。
あの芸術的な 『水面蹴り』 を中国で習得したのも、このころでしたね。
私が強烈に覚えているのは、IWGPヘビー級王者当時の、獣神サンダー・ライガー(当時IWGPジュニアヘビー級王者)とのIWGPチャンピオン同士の対決。
対ヘビー級仕様ライガーがはじめて陽の目を見た試合でした。
重いキック。激しい垂直落下式DDT。あのライガーをあっという間に立てなくした王者の戦い。
強く、強く、とにかく強い橋本を見ることができました。
一発一発のケリが、客席にいた私の腹にも響いてくる思いでした。
スタミナが残るまま試合が終わることが少なくない新日本プロレスのスタイル。
それゆえに、切れ味中心の試合になるのですが、それを 『説得力がない』 と受け取る人が多いのも事実。
私もその一人です(だからNOAHが好きなんですが)。
その中で、橋本の試合には、どれひとつとして説得力に欠けるものはありませんでした。
不器用に、熱く、真剣に、そして説得力があった橋本真也。
大切な人が、またひとり逝ってしまった。
まだ若いよ……。
だけど、私の記憶に残るレスラーでした。
これまで、いろいろありましたね……ホントにおつかれさまでした。
どうぞ、やすらかにおやすみください。
私は、あなたを忘れません。
TB&NICEありがとうございました。まだまだこれからという時期でしたよね。記憶に残るレスラーの一人でした。怒った橋本の形相は鬼気たるものがありましたね
by ジョー・N (2005-07-12 09:51)
ジョー・Nさん、nice! &コメントありがとうございました。
おっしゃる通り……まだまだ、でした。
夕べは、ホントに泣きました……レスラーの死で泣いたのは、馬場社長のとき以来でした。
あのファイトも、もう記録映像でしか見れないと思うと……。
TBを頂いたみなさまも、ありがとうございました。
橋本真也に胸を熱くした方々と思いを共有できたように思えました。
改めて、心から橋本真也選手のご冥福をお祈りいたします。
by みみちゃん (2005-07-12 22:11)