『やりたいことってなに？』というお話

今日は、『ひとりごと』というか。
以前自分の開発用マシンと外付HDDがクラッシュしたときに自分の資産をロストしたことは記事にしましたが、それがキッカケで考える（というか悩む）ことになった、自分がモノを作るにあたっての『やりたいことってなに？』という話を吐露しようと思います。

結論から先に言ってしまうと、自分のため。

これまでも、Windowsアプリケーション（特に3Dゲームやそのツール）／Flash／MIDI曲などを作っていましたが、公開はしていませんでした。blogやWeb上だけでなく、友達にもあまり見せていませんでした（弟子にノウハウを教えるのにプログラムをほんの少し見せたくらい）。これらを、先日のマシン＆HDDのクラッシュで全部失いました；；；。

そんなところにきて、自分にピッタリ合ったMIDIシーケンサ"Domino"が見つかった。ここで、『待てよ？』と自問しました。それは、『俺は誰に見せるでも聞かせるでも楽しませるでもないものを、なんで作ってきたんだろう？？？』ということです。神経が参っている時期だからなのか、あるいは元々そういう性分なのか、これでこってり濃厚に数時間悩みました。たぶんカミさんは俺がおかしな状態に突入していたのがハッキリわかったと思います；；；。

数時間悩んだ結果、出た答えが……、

Q：	『誰も作品を評価してくれないとして（例えば世の中に俺ひとりが残ったとして）、それでも俺はなにかを作るのか？』
A：	『作る！』
Q：	『では、なにを？　なんのために？』
A：	『自分の遊びたいゲームが、自分が見たいFlashが、自分が聞きたい曲がほしいから！』

……でした。

確かに、モノを作ること自体は面倒だし、労力も使う。やる気が起きないときは、やれるもんじゃない。
でも、仕事じゃないから、締め切りも完成形もない。ちょっと見方を変えると、責任もないから、飽きたり想像していたものと違ったら、途中で放り出しちゃえばいい。
その上で、自分が見たい、聞きたい、遊びたいモノを作る。自分がほしいものにこだわればいい。いくら時間がかかっても。
これが答えでした。

つまり、自分が楽しむためのモノを作る。
う～ん、これでスッキリ。

最近自作の曲やFlashを公開し始めたのも、この答えが見つかってスッキリしたからです。
またクリエイター魂に火がついたのでしたｗｗｗ。