雪にまつわるエトセトラ [ ┣ マイスタイル]
今日(2008/02/03)は、東京でも雪が降りましたね。
俺が起きたのは12:30で;;;、もうけっこう解けてたみたいだけれど、それでも最近は滅多に積もらなかったから、ちょっとうれしい。
思わずケータイで撮影してしまいました。雪にはいろいろな思い出があるんです。
我が家の2階より撮影。
俺のプロフィールを見た方はご存じかと思いますが、俺は新潟にいたことがあります。雪の少ない下越、新潟市です。
雪が厳しい(長岡などの)上越と違い、雪は毎年積もりますが、身の丈ほどまではいきませんでした。
それでも、それまで栃木(太平洋側)にいた俺にとって、毎年冬に常に雪があるというのは、(雪害に苦しむ方々には申し訳ないのですが)楽しかったです。
ある冬の日の夜、(新潟が地元の)仲間と遊んでいたら、突然遠くから雷が聞こえました。
それまで太平洋側に住んでいた俺にとっては、もちろん季節はずれの雷。ビックリして大騒ぎしていると、仲間が『なにコイツ騒いでるんだ?』みたいな顔で、言いました。
『あれは雪が降る合図みたいなもの。』
『雪起こしだ。』
へぇ~、新潟って、冬に雷が鳴るんだ……;;;。
そのときはじめて知りました。
いまは亡き我が娘。清瀬小児病院での1枚。
4年前に小児がんでこの世から去りました。
以前記事にした、秋のHDDクラッシュのとき、大量の娘の写真も一緒にロストしてしまいました。闘病中の20枚の写真だけが、いま手元に残っています。
この娘と、一度だけ、冒頭のケータイの写真で左側に映っている小さな公園で、雪遊びをしたことがあります。
娘は、俺の血を受け継いだのか、それとも珍しかったのか、はじめて見る雪に寒い中をはしゃぎまわり、いっしょに雪だるまを作りました。
数分ほど遊んだあと、俺は、
『もう寒いから、おうちに入ろう。』
と言いました。娘はもっと遊びたがっていたけれど、いっしょに家に帰りました。
あのときは、これからまだいくらでも遊べるから、と思っていた。
冬は何度も来るから、と思っていた。
雪は何度も降るから、と思っていた。
……それは間違いだった。
まだ沢山思い出があるけれど、今日はこのくらいにしておきます。
舞い降る雪に身をゆだねると、心が洗われる気がする。
気持ちが安らぐんです。
理由は自分でもわかりません。
これからもいくつか、雪にまつわる思い出ができるのかな。
楽しい思い出だといいな。
楽しい思い出にしたいな。
なんという悲しいお話!まだ、幼いカワイイ娘さんを連れて行ってしまうなんて・・・目頭が熱くなってしまいました。
そうですよね、まだ何回も遊べる、雪も降る筈だったのに。 何を見ても、考えても、想いはいつも娘さんに辿りつくのでしょう。
ワタシもきっと、気がおかしくなっていたと思います。ゆっくり、時間をかけて立ち直ってくださいね。 娘さんも喜ぶでしょうから・・
ナニちゃんですか? 励ましのナイスですからね。
by okko (2008-02-04 13:33)
okkoさん、励ましのnice!&暖かいコメントをありがとうございます。
すみません、万が一俺の身近な人間がここを読んでいると、俺が誰か特定できてしまう&会社のグチが書けなくなるので、娘の名前はカンベンしてくださいw。まわりの人間には娘の顔はバレてないので、今回は写真をアップしました。
一時はホントにおかしくなりかけました。カミさんの話では、俺が娘の位牌の前で、娘の愛用していた帽子をかぶって、何時間もぼーっと泣いていたことがあったとか。
いまはちゃんと別の目的があってblogを書いていますが、このblogを始めたのも、実は娘の死の悲しみを紛らわせたかったからです。もう一番古い記事は消えていますが、娘の死の半年後から始めました。
いま、カミさんのほうが参っています。時間がたつにつれ、じわじわ効いてきたんだと思います。おもちゃを片付けても、服を片付けても、家や道や風景にしみ付いた思い出は、片付けられないから。
お子様をお持ちの方は、お子様と一緒の時間を、一瞬一瞬を大切にしてあげて欲しい。子供を失った俺から言えるのは、それがすべてです。
逃げることも忘れることもできません。俺もカミさんも、一生この悲しみを背負っていきます。
by みみちゃん (2008-02-04 22:48)
みみちゃんに、雪にまつわる楽しい思い出ができますように。
by あまちゃん (2008-02-04 23:57)
あまちゃん、ありがとうございます。
心から、ありがとう。
by みみちゃん (2008-02-05 00:04)